日曜日は久しぶりのリアルセミナー。NPO法人Swing-Byの活動についてお伝えします。

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日曜日に行われる講演会の資料を作成しました。実は、NPO法人Swing-By代表として、一人で話すのは初めてのことです。活動の全体像が伝わり、参加していただく方々と、これからの連携を組めるとありがたいことだと期待しています。

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NPO法人Swing-Byって何?

2016年12月に設立し、宮崎県の子どもの貧困問題に立ち向かう団体。私は団体の代表理事を勤めています。詳細はこちらのホームページをご覧くださいね。

NPO法人 Swing-By - Swing-Byは、宮崎県における子どもの貧困の連鎖を断ち切る活動を応援する団体です。
Swing-Byは、宮崎県における子どもの貧困の連鎖を断ち切る活動を応援する団体です。

私が住む宮崎にも、メディアで知るような困っているご家庭があります。その子どもたちは、食事や教育の機会が与えられず未来の自分の姿など描けないでいる。そんな子どもたちに対して、自分も何かできることがあレバいいのだけどと、漠然と思っている時期がありました。

そもそも高齢者相手の終活の私が、子ども支援、するの?

葬儀社では、実に多くの方々と接することができました。

お葬式が終わったら、喪主だった中学生は親戚に引き取られないで、児童相談所から児童養護施設に行く予定だと、すでに児相の方が同席されていることもありました。

そうかと思うと、「高橋さん、私一生使いきれないお金があるの。でも使えないのよ」と、質素で身綺麗がモットーの方。使いきれないお金は国庫に入るらしいわね。寄付したいと思うけど、信頼できるところもないから、どこにも寄付はしないと思うわ。だいたい、あんなビルを建てて、タレントを使って、寄付がどう使われているのかわからないでしょう、と信頼できる寄付先を見つけられない方々は、結構多くいらっしゃいました。

こういうお金が、地元の子どもたちのために使われたらいいのにな!

そう考え、探し始めたときに出会ったのが、まだ名前の決まっていない頃のSwing-Byでした。そこからはまたの機会に書きますね。

つまり別々のことのように見えて、実は繋がっているということ!

使いきれないお金を持っている人と、今必要なお金が手元にない人を繋げることができれば、いい循環型の未来が築けるのではないかな。

でもこれは、信頼関係がなければできないことですね。何しろ、苦労してためたお金なのですから、誰にでも差し上げる訳にはいきません。だったら透明性があって、将来も継続して活動している組織になればいいのではないか!

そう思っているのは一人ではありませんでした。

今は仕事を持っているから、少しだけの食材や募金を持ってきてくれる方、自宅でとれたお米やお野菜を運んでくださる方、父親の形見の記念硬貨をお送りくださる方、子どもたちのためならとためらいなくご寄付くださる方に支えられて、4年近くの活動を続けています。

子どもたちの現状をいつまでも誰も知らないでいてはいけない。講演を機に、私たちも一歩前に進めるような気がしています。若干の緊張はありますが、精一杯勤めさせていただきます。