テーマは「子どもの貧困にどう向き合うか?」。それはYoutubeデビューになった!

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こんにちは。まさかのYoutubeデビューでした。

宮崎市男女共同参画センターが主催する講演会で、NPO法人Swing-Byの代表として、子どもの貧困について語ってきました。参加者の多くが、地域活動をされている女性でしたので、生活者の視点も含めて具体的な内容にしました。

中には大きく頷かれたり、メモする手が止まらなかったり、ウルウルされている方もいて、まだまだみなさんと話していたいと思うほど充実した時間となりました。

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貧困問題!何を、どう、話していいのやら・・・

このようなテーマで話すことによって、違った捉えられ方をするのはイヤだなー!と考え、内容を絞り込みました。つまり、私たちが接する子どもたちの全てが同じような環境ではないことも知っていただきたいので、はじめに組織の活動内容を縦糸のように説明して、そこで出会った一部の事例についてまとめてみました。

事例として取り上げたケースによって、私たちの周りには、想像できないような困りごとの中で生活している子どもがいることを知っていただくことができたと思います。

今回、共有できたことは何?

多くの方が共鳴してくださったのが、「複数の団体が長期的に関わり続ける」でした。

子どもたちの学校が小中高大と進むごとに、実は築いた関係性がリセットされてしまいます。心機一転、ゼロからやり直せるチャンスだと思う、私のような転校生タイプにとっては全てがチャンスなのですが、誰もが同じではありません。その成長過程を一緒に長く伴走しながら、親戚のおばさんのような存在になることを願っています。参加された方々も「なるほど」と思われたようでした。

また、宮大医学部の学生や各地域の民児協、社協の方々、以前勤めていたシンクタンクや人材育成会社の代表者など、常に地域貢献されていらっしゃる方々のご参加と多くの質問で、幅広い問題点を共有することができました。

面白い時代になってきました

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晴れた日曜日、午前10時から12時までの講演会。参加者の熱心さに対する喜びと、これからはこの方々と情報交換しながら、活動できる嬉しさで、帰路につきました。すると早速、参加者さんからメールをいただいていました。それはオンライン参加した東京の高校3年生からでした。

18歳?東京? 早速返信してLINE電話で話すという、今までにないスタイルでの交流です。Facebookで「子どもの貧困」で検索して、この講演会を知り、それが宮崎であっても参加するという本人の問題意識の高さと、その問題に対するアプローチが具体的で驚きました。大学3年くらいかと思うほど、社会参加や小学校などへの提言を行っていました。

軽いパンチを食らいつつも、活動の中で感じていることや若い世代の意識の変化、スタートアップ企業の社会貢献度や、これから変わりつつある民間力について語り合うこと50分。一体、どんな大人になていくのでしょう。思いがけず、楽しみが増えました。

Youtubeデビューしてよかった良かった。主催者さんもこれからの講座のあり方を模索されているのした。面白い時代になってきました。

ではまた。